極悪同盟　ダンプ松本
©SEGA　1986
機種：ＳＥＧＡＭａｒｋⅢ／ＭＡＳＴＥＲ　ＳＹＳＴＥＭ
ジャンル：スポーツ（プロレス）
1986年発売

女子プロレスはかつてテレビで中継されるくらい人気がありました。
そして、人気レスラーの中から、ダンプ松本さんを主人公にゲームまで
発売されちゃいました。

アーケード版からの移植作品なのですが、
これはちょっと残念な完成度。

このゲームは、タッグマッチで試合が行われます。
シングルマッチはありません。
もちろん、１人で１チーム動かせますよ。

ゲームを開始すると、チーム選択。

この４チームからの選択となります。
ヒール側は極悪同盟ですが、ベビーフェイス側は実名じゃなくなってます。

極悪同盟側はなんとなく誰かわかりますが、
ベビーフェイス側は誰が誰だかよくわかりません。似てないんだもん。

チームを選択したら試合開始！


基本はパンチ、キックで相手をダウンさせて、そこから技を繰り出します。

技はレスラーによって違いますが、
ロープに振って戻ったところに当てていきます。
ダンプさんの技はラリアットとヒップアタック。
ヒップアタックは当てにくいのでもっぱらラリアットで戦っていきます。

１試合３分しか時間がないので、あまり悠長に戦っていられません。
しょっぱい試合になること確実です。



こんな風に序盤からラリアットの連発。
もう、ラリアット、ラリアット、ラリアット。
時間がないからっていっても試合開始10秒からってやりすぎ？



そして、悪役らしく凶器攻撃。
手に持っているのはもちろん竹刀。
竹刀に見えないなんて言ってはいけません。

凶器は破壊力があるので、相手の体力を一気に奪うことができますよ。
この時は、凶器を拾いに行くまでにこっちがかなりやられちゃいましたが。

こんな風に体力が減った場合はタッチしましょう。
体力ゲージが赤まで減ったらいつフォールされてもおかしくない・・・

相手の体力ゲージが赤くなったらフォール。
そのままカウント３まで入れば勝利となります。

カウント２で返される事はあっても2.99で返される事はありません。


そして、次の面へ。
10面までは同じ相手との試合が続きます。

10面分１試合で30分勝負にしてくれれば
プロレスらしい事できるんですけどね。

そうすると今度は技の少なさが問題になっちゃうのかな。

このゲームにプロレスらしさを求めてはいけないのかも
しれません。







＜おまけ＞
タイトル画面中に２Pコントローラーで↑←→↑↓→←と入力で


マジだぜ！
うん・・・流行ったよね。